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試行錯誤、子育てのこと in CA

アメリカで入院②

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アメリカで入院、つづき。

famille-ca.hatenablog.com

 

ERから入院まで

突然始まった腹痛でER(Emergency Room)へ。入院するまでの様子を記しました。

英語カタコトの私、いろんな意味でピンチ!

 

ERで4時間

ERに運び込まれ、広い個室のベッドの上に寝かされました。次々に入ってくる人が、みんな私に尋ねます。

「名前は?」

「生年月日は?」

「症状は?」

「いつから始まった?」

「持病は?」

「妊娠の可能性は?」など。

代わる代わる10人くらい。みんな同じ質問をするので、その度にうめきながら答えます。(単語で応答!)

術着に着替えさせられ、血圧・採血・検温・心心拍・問診・触診など。(これも単語で)

命に別状が無さそうだと判断されたのか、私の周囲で軽快なアメリカントークが始まりました。(言ってることは分からないけど、雰囲気は伝わるんだな。)

その後、さーっと人が引き、痛み止めを打たれて、しばらく放置。

私を看ていてくれたのは、腕に巻かれた血圧計と指先につけられた心拍計。あとは時々、声掛けで容態を確認されるくらい。

吐き気がすると伝えたら、プラスチックのリングにビニール袋が付いたものをポンと渡されました。嘔吐。(使いやすかった!)

思いがけず、コロナの検査も。(レポートが無いってことは陰性でいいのかな?)

 

CT検査|外科医登場

入室から(たぶん)3時間くらい経った頃、一度CT検査へ行き、その後またERへ戻りました。今度は少し小さめの個室へ。

しばらくすると、数人を引き連れた外科医だと言う人が現れ、CTの所見を説明してくれました。3ヵ所に腫れが見られるそう。詳しいことはもう少し検査してナンタラカンタラ…(先生聞いてなくてごめんなさい。)そして、最後に名刺を渡されました。携帯番号の裏書き付き。

 

夫へ連絡

渡された抗生物質を飲んで休む。波があった痛みがようやく落ち着く。

これくらいから、飛び飛びの記憶も繋がってきています。少し冷静にもなってきました。

まずは夫に連絡をと、ポケットに入っていた携帯を取り出すと、夫からのメッセージが。コロナ対策で院内に入れなかったこと、息子を連れ帰って、寝かしつけてくれたことを知り、安堵。そして感謝。

同時に「今日は入院かね。」の一言にハッとし、そっかー家に帰れないのか…とショックを受ける。とりあえず、今の容態と先生の所見を伝えて、携帯を閉じる。

ERで全4時間強を過ごし、私は入院病棟へ移動することになりました。

 

入院病棟へ

病室に着いたのが、夜10時近く。とても疲れていたので、すぐにでも眠りたかったけど、待っていたのは入院諸手続きでした。看護師さんが、手にしていた書類一枚一枚に日付とサイン。

書類の内容は口頭で説明してくれたけど、分からない言葉も多いし、もう頭も回らない。仕方がないので、ざっと目を通してサイン。

貴重品リストの作成も含まれていたため、ERから渡された、ビニール袋にまとめられた自分の荷物を確認。着てきた服と小さなバッグ。中身はお財布(カード数枚、コイン、免許証)、携帯電話、鍵、ハンカチ、ティッシュ、マスク、ハンドサニタイザー。家に帰れると思ってたので、ホントこれだけ。

しかも、携帯の充電が切れそうで焦る。恐る恐る看護師さんにチャージャーを借りられないか尋ねると、貸し出しはないけどフロントで充電してくれる、とのこと。ありがたい。

病室の説明もざっと受けました。トイレシャワー付き。コロナのせいか、二人部屋に私だけ。ベッドから勝手に降りるとブザーが鳴るそう。

 

超音波検査|救世主現る

夜10時過ぎ、夜中だけど超音波検査へ。お腹の右下あたりを重点的に調べていたので、もしかしたら盲腸かも…と不安が頭をよぎる。

病室にて。夜間担当の看護師さんは、偶然にも日本人の方でした。異国の地での出会いに感謝。よく分からなかったことも日本語で細やかに説明してもらえて、本当に助かりました。腹痛と英語で心細かった私の救い人。

 

入院1日目。腹痛も落ち着き、カタコトの英語でもなんとか乗り切ることができました。長く感じた1日がようやく終了。

しかし、ERで会った外科のドクターが「surgery」と何度も言っていたことを思い出し、もしアメリカで手術することになったらどうしよう(リスクとか医療費とか入院期間とか…)と新しい不安が出てきました。

 

つづく。

 

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カリフォルニアの山火事

今日も外が煙っています。空気は最悪。

日本でもニュースになっているカリフォルニアの山火事、CA史上3番目の規模だそう。大惨事です…。

 

山火事の原因

北カリフォルニア 、8月14日に熱波到来。40℃近い気温が続いていました。

そして、先週の日曜には嵐到来。朝方の空にはいくつもの稲妻が走っていました。その後には轟く雷鳴も。興味津々に階段のアーチ窓へ向かった息子が、怖がって走り戻ってきたのを覚えています。でも、不思議と雨はほとんど降りませんでした。

熱波でカラカラになった山に火を放ったのが、この落雷。あっという間に燃え広がり、現在の惨事に至ります。

 

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8月22日 21:30時点

▶︎参考: https://www.fire.ca.gov/incidents/

 

CA史上3番目の規模

消化しても次々に起こる火事。カリフォルニア州知事によると、今週だけで600近い火災が発生しているとのこと。17万5000人が避難し、亡くなる方も出ています。特にひどいのが、ワインの産地でも有名なナパ。

対応に当られている方々には感謝するばかり。コロナの不安の中、避難を余儀なくされている方々には無事を祈るばかりです。

まだまだ燃え広がっているので、恐怖しかない。

 

周りの様子

火曜日。私は入院中。病院の窓から見た空に強烈な違和感を覚えました。午前中なのに夕方のようなオレンジ色の空。薄いグレーのもやが掛かっていたのが特徴的でした。

水曜の夜に担当してくれた看護師さんは、家族がサンタクルーズ近郊に住んでいて、火災から避難しているのだと、涙目で話してくれました。

退院して夫に話すと、夫の同僚も現在、自宅から退避しているとのこと。

わが家は今のところ大丈夫ですが、注意地帯に含まれています。1番近いところの火災は、23マイル(約37キロ)先の小川沿い。コロナ禍の運動不足解消に、毎週末 自転車乗りに出かけていたあたり。近場の馴染みの場所ということで、夫婦で一気に緊張感が走りました。

 

最後に

CAL FIREによれば、明日からまた落雷と強風の予報が出ているので要注意とのこと。

最悪の事態に備えて、持ち出し荷物の用意と避難場所は確認しておいた方が良さそう。

コロナ禍の子連れ避難ってどうすればいいの?ただでさえ、術後でお腹が痛いのに不安ばかりが増します。

 

どうか早く鎮火しますように。

 

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アメリカで入院①

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カリフォルニアが山火事で大変な時。息子の学校が始まる大切な時。やってしまいました!

アメリカで入院。

 

アメリカでERへ

突然始まった腹痛に右往左往。ER(Emergency Room)へ行くまでの様子を記しました。

 

なんだかだるい

コトの始まりは月曜日。息子の宿題をみていた午後2時頃。なんだか体がだるい。熱を計ると37.0℃。これから上がるのかな?と少し横になることに。

「ママ、ちょっと体調悪いみたいだから、ソファーで休むね。」

と、息子に告げて、勉強を見守る。しばらくすると、吐き気がして、みぞおちのあたりがシクシク痛んできた。食当たりか⁈

勉強の後は、一緒に夕食のサラダを作る約束をしていたのに、全然動けない。

「ごめんね、ママお腹が痛くて動けない。また今度にしよう。」

と、声をかけるも、最初は

「約束してたじゃん!」

と、ぐずる息子。しかし、いつもと違う私の様子に

「ママだいじょうぶ?ぼく、ひとりでできるよ。」

と、気遣う。健気。ひとりで包丁を使って野菜を切る姿に成長を感じる。

「すごいね!上手だね!」

この頃は、まだ褒めるくらいの余裕あり。

 

急性胃炎かな?

サラダができあがった頃、夫が2階から降りてきた。ソファーに横たわる私に気づき、

「大丈夫?」

と声をかける。

「うん、急性胃炎かな?少し休む。」

と告げて、息子の面倒を見てもらえるよう頼む。3時半からのオンライン授業は夫に任せることに。

 

お腹が痛い!

30分ほどして、また下に降りてきた夫が、私の異変に気づく。その頃には、うずくまり、うめき声しか出せなくなっていた私。

「今すぐ病院に行こう!」

と、息子のオンライン授業をパソコンからiPadに切り替え、家族3人、車でUrgent Careへ向かう。

 

アメリカの医療のこと

アメリカでは医療の役割が明確化されています。保険制度の都合上、かかりつけ医を持つのも特徴的です。

すぐに見てもらいたい、という緊急時にはUrgent CareかER(Emergency Room)へ。

Urgent Care とは、命に関わるほどではないけれども、急な怪我や症状をその日のうちに診てもらいたいとき、予約をすることなしに診察、治療をしてもらえる施設。

ER とは「救急救命室」と訳されるように、重篤な症状や怪我、例えば多量の出血、骨折、大やけど、心筋梗塞や脳梗塞の疑い、急性中毒症状、重症な精神疾患症状など、すぐに命に関わるような状態の患者を受け入れるための施設。

抜粋: アメリカで ER(Emergency Room)へ行く、その前に | junglecity.com

 

まずはUrgent Careへ

まず向かったのは、時々お世話になっているUrgent Care。しかし、私のあまりの調子の悪さを見て、すぐに最寄りのERへ行くように言い渡されました。

(ERって…あのドラマの?高額医療の?大袈裟じゃない?)と一瞬怯むも、頭働かず。お腹が痛くて動けない。冷や汗ダラダラ。車まで15mほどの距離も車椅子で運んでもらう始末。

 

ERに到着

車で約8分、紹介してもらった病院へ到着。Emergencyと大きく表示された前に車を横付けし、夫が係の人を呼んでくる。車椅子で入口へ向かい、そこでいくつか質問を受けた。

意識が朦朧とする中、英語での質問に戸惑い、夫に聞いてくれ…と思うも、姿が見当たらず。

質問内容は、氏名・生年月日・住所・電話番号・加入保険・緊急連絡先・症状・近親者にコロナ感染が無いかどうか、と記憶(うっすら)。のちERへ運ばれた。

後で知ったことだけど、新型コロナのせいで、付き添いは院内へ入ることもできないそう。まあ、子連れで院内にいるのも怖いので、よかったかも。

 

英語カタコトの私が、ひとりきりでアメリカの病院に対応できるのか、この時は不安と恐怖でいっぱい。(あと、お腹の激痛と猛烈な吐き気も。)

 

つづく。


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遠隔授業、学習スペースの確保に悩む

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もうすぐ新学期。息子のリモート学習が始まります。ネット環境の整備と学習スペースの確保が急務。

とはいえ、狭いわが家。場所がない!現在、子供部屋は在宅ワークの夫が占領中。

 

学校の先生からのアドバイス

学用品受け取りの際に、担任の先生からの手紙が同封されていました。その中には、学習スペースへのアドバイスも。

  • 勉強ができる静かな場所
  • 強度のwifi接続
  • 座って机かテーブルで(ソファやベッドはNG)
  • 気の散るものは遠避ける(おもちゃ、電子機器、兄弟姉妹、ペットなど)
  • 通常時の学校環境を見習う

個室が良さそうな気もするけど、目が行き届かなくなるのは不安。一人きりの環境は息子も嫌がりそう。そもそも部屋がない。

 

今までの学習環境

コロナ禍以前より、わが家はリビング学習派。息子はダイニングテーブルで勉強していて、専用の学習机もありません。私のサポートが必要な課題や作業はそこでさせていましたが、キッチンのすぐ隣なので、ガチャガチャとした生活音が気になることも。なので、Zoomに限っては、静かな2階の部屋で参加していました。

 

家の間取りと現状

わが家は2LDK。2ベッドルームは、寝室と子供部屋。

とはいえ、子供部屋としては未使用の状態でした。息子が遊ぶのはリビング、勉強はダイニング、寝るのは親子で同じ部屋なので(息子希望)。

息子に個室が必要になるまではと、子供部屋には机を2つ並べ、夫婦の書斎として使っていました。来客時はゲストルームとしても活用。

ただし、3月からは在宅勤務をしている夫の仕事部屋となっています。 

 

学習スペースの確保

ネット接続が良くて、静かで机のある環境。さらに、親の目が行き届く場所...と、夫婦で話し合った結果、夫の仕事部屋に息子の席を用意することにしました。理由は以下のとおり。

  • すでに机があり、ネット環境も整っている。
  • 私の姿が見えない方が息子も集中する。(つい甘えちゃう)
  • 夫の隣なので、人の気配が感じられる。
  • 夫の仕事は夕方からの電話や会議が多いので、仕事への支障は少なそう。

前期のZoomも夫の横で参加させていたので、息子も抵抗が無さそう。授業が始まってみて、不都合があるようなら適宜対応していこうと思います。

 

まとめ

  • 担任の先生からのアドバイスを元に、息子の学習環境を準備。
  • 双方向オンライン学習とのことなので静かな場所、かつ目の行き届く場所、ということで夫の仕事部屋に相席。

オンライン環境の整備に関しては、詳しい夫に一任。ただ、在宅勤務&遠隔授業の影響か、webカメラなどのPC周辺機器が手に入りづらいそうです。IKEAの家具類も軒並み売り切れとのことで、みんな準備に追われている様子が目に浮かびます。

前回の遠隔学習での私の疲弊ぶりを見て、夫もいろいろ思うところがあった様子。ほぼノータッチだった前と比べ、今回は協力的。とても助かっています。

 

お母さん、夏休みが終わるのが憂鬱

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日本では「夏休み、早く終わってー(涙)」って思うお母さんが多いんだろうな、と想像。アメリカでもたぶんそう。去年までは。

というのも、今年は「夏休みが終わっちゃうー(鬱)」という母親の声を耳にすることが多いんです。

 

母親たちの憂鬱

息子の小学校が来週から始まります。夏休みが終わるとどうなるのか...?

コロナ禍、カリフォルニアはディスタンスラーニングを採用した学校が多いので、夏休みが終わっても、引き続き子どもたちは家にいます。(というか、3月からずっといます。夫も。)

多少の勉強はさせつつも、夏休み中は時間に縛られることも少なく、親子でのんびりと過ごすことができたのに、 学校が始まるとそうはいかない。否応なしに時間に追われる生活が戻ってきます。

朝起きて支度をさせ、Zoomをつなぎ、開始前に子どもを座らせる。授業を受けているか横目で確認しつつ、課題があればサポート。英語ができなければ、きっとそれのフォローも。ランチタイムの時間内に食事をとらせ、午後の開始時間にはまた席に戻らせる。

加えて、夕方からは日本語補修校も。

考えただけでも頭が痛い。イライラするのが目に見える。だってきっとスムーズには進まないから。小2の子どもが時間管理をするのはまだ難しい。

英語での課題もイングリッシュラーナーの母親にとっては苦痛。親が英語ネイティブでないことは、ディスタンスラーニング下、子どもの学習遅れの対象なんだそう。(ごめんよ)

現地校・補習校問わず、私の周りでは母親が子どもの面倒を見ている家庭が多く、学校再開に憂鬱になっている多くも母親です。

 

ディスタンスラーニングは低学年ほど機能しない

アメリカの5月頃は「ディスタンスラーニングは失敗」みたいな内容のニュースが散見されました。低年齢になるほど親の負担が大きくなり、ディスタンスラーニングが役に立たないとも言われています。

  • 1年生以下は知育学習が必要な時期。見て聞いて触って、遊びながら学習。
  • 2,3年生は自主学習への移行時期。見守りや励ましが必要。
  • 4,5年生は自主学習。できる子とそうでない子が二極化する傾向。

オンラインでの学習が機能し始めるのは小学校高学年あたりから。中学生・高校生で苦労している話はあまり聞きません。逆に幼稚園児はパソコンの前に座らせておくのも難しい、と学校の先生が嘆いていました。

 

まとめ

  • 小学校再開にお母さんたちが鬱ぎみ
  • 夏休みが明けると、時間に追われる生活が戻ってくる
  • 英語漬けの生活は疲れる
  • ディスタンスラーニングは低年齢になるほど機能しない

学校からは「前回と違う方式のディスタンスラーニング」と案内がきていますが、担任の先生に確認したところ、全部がLiveになるわけでもなさそう。みんな手探り。詳しい情報もないし、始まってみないことには不安がいっぱい。

お母さんの仕事ってホント多様。このままでは、学習サポート、給食のおばちゃん、体育の先生、タイムキーパー、メンターと、ひとりで何役もこなさなくちゃならない。

マルチタスクが苦手な私には不向きだと痛感。自分でコントロールできないことで忙殺されるのは正直辛い。母親への期待はもう勘弁。 

もっと気楽に行ければいいんだけど、前回のディスタンスラーニングがトラウマなので、少しナーバスになっています。

 

コロナ禍、テストを受けに一日だけ登校する

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いよいよ来週から息子の学校が始まります。新年度スタート。息子は進級して2年生(2nd grader)になります。

しかし、コロナ禍。ディスタンスラーニングが決まっているため、今年は例年とは異なる学校始めとなっています。

 

夏休み中に登校

まだ夏休中ですが、アセスメントテストの実施と、学用品の受け渡しのため、親子で学校へ行ってきました。 

 

アセスメントテスト実施

学力評価テスト。いつもは新年度が始まってから順次行われますが、今年は夏休み中にスタート。事前にオンラインで予約し、担任の先生と1対1で行いました。所要時間は30分。親は外で待機。

テストは教室内での実施でしたが、ドアはオープン、先生と生徒はアクリル板(plexiglass shield)で隔たれていました。もちろん双方マスク着用。学校からの案内によると、ハンドサニタイザーが設置され、テーブルや道具は生徒毎にクリーニングをしているそうです。対面でのコロナ感染不安は感じませんでした。

むしろ、新しい担任の先生と初めて顔を合わせる機会になり、対面式でよかった!短い時間だったけど、息子がどんな子か少しは伝わったみたい。二人でエアテニスもしていました。オンラインで「はじめまして」より、いい環境でスタートできそうです。

 

学用品の受け渡し

ついでに学用品も受け取ってきました。ファイルやノートや文房具など。必要があればクロームブックも借りられます。

学校からの指定日は2日間あり、どちらを選んでもOK。ただし、混雑を避けるため、ラストネームの頭文字で時間帯が区切られています。A-G 8:30-9:30, H-O 9:30-10:30, P-Z 10:30-11:30と、こんな感じ。兄弟・姉妹がいる家庭は、同じ時間帯にまとめて受け取れるのでいい案だと思います。

 

▼配布されたアメリカンな文房具。教科書は無し?

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クラス発表

学校の入口にクラス名簿も掲示されていました。息子の通う小学校は2年ごとのクラス替えなので、息子とっては初めて。ドキドキ。

結果、同じクラスだった仲良しグループの男子はバラけていたけど、ベストフレンドとは、これから2年間もまた同じクラスになりました。息子、大喜び。

新しい担任の先生もとーーっても優しかったそうで、早く学校に行ける日が楽しみで仕方がない様子。

 

まとめ

  • コロナ禍。例年とは異なる手順で新年度がスタート。
  • 学校で対面テストを受けたが、安心感のある衛生環境だった。
  • オンライン授業の開始前に、新しい担任の先生に会えてよかった。
  • 遠隔授業用に学用品を受け取ったら、内容が少なくて驚いた。
  • 初めてのクラス替え、親友とまた一緒で息子おおはしゃぎ。

息子の英語はまだまだ不安なので、良さそうな先生に当たって、正直ホッとしています。新しい担任の先生の印象は、明るくて優しくてパワフル!息子もすぐに打ち解けたようです。

いまは、進級や新しいクラスに張り切っているので、このままの気持ちを維持して欲しいところ。夏休みも残り一週間。

小2・夏休み、庭に隠れ家を作る

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小学2年生の息子が、庭に隠れ家を作っています。所要2ヵ月。完成までもう一息。

 

隠れ家を作るキッカケ

6月初め、アメリカの小学校の課題で、Summer Bucket List(サマーバケットリスト)を作りました。夏にやりたいことリスト。息子がリストアップしたことのひとつが「バックヤードにハイドアウト(隠れ家)を作りたい」でした。小学校の野外授業で、木や葉っぱをかき集めて、友達とハイドアウト作りをしていたことが強く印象に残っているようです。

 

材料や場所を決める

まずは計画から。何で作るか、どこに作るか。

去年収穫したアサガオの種を使いたい!と希望する息子。そのため、ネットを張ってツルを伸ばし、葉っぱで隠れ家を作ることに決めました。素材はアサガオ。

次は場所探し。ここにはトマトがあるし、こっちは日当たりが悪そうだし...と、狭い庭を行ったり来たりしながら思案。最終的に杉の木と塀にネットを張って、小さなお籠りスペースを作ることに決定。

さっそく、パパと一緒に取り掛かりました。

 

途中経過|現在の様子

6月に種まき。やわらかい土で本葉まで育てて、それから苗を植え替えました。ツルが出始めたら、糸を張って誘導。スタートが遅かったので、完成が危ぶまれたけど、この2週間ほどでツルがぐんぐん伸びて、大きな葉が生い茂ってきました。昨日は初めての花も咲きました。つぼみがたくさんあるので、これから華やかになりそう。

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隠れ家でやりたいこと

子どもひとり分の小さな小さな隠れ家。息子はここで本を読んだり、おやつを食べたりして過ごしたいそう。オンラインプレイデートの時に友達にも見せているようで、羨ましがられています。一緒に遊べたらいいんだろうけど、コロナで来てもらえないのが残念。完成したら披露したいそうなので、ここでの遊びにオンラインプレイデートも追加されそう。

 

まとめ

  • 息子が夏にやりたいことリストに書いた、ハイドアウト作りにトライ。
  • アサガオの種を使って、庭に小さな隠れ家を作成中。
  • 完成したら本を読んだり、おやつを食べたりする予定。

在宅ワークで家にいる夫が、昼休みを庭の手入れに充ててくれています。パパと一緒に作るハイドアウトに息子も大喜び。コロナ禍のこの夏は、旅行も遠出もしないと決めているので、家での楽しみを見つけられてよかった。完成したら、ママも招待してくれるそうなので、楽しみにしています。

 

小2・ガサツな子どもの躾を本に任せてみた話

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小学2年生の息子はとってもガサツ。幼稚園の時は丁寧な方だったし、小1もどちらかと言えばキチンとしてる方だったのに、年齢を増すごとに粗雑になってきました。最近は特にひどい。そのうえ、親の言うことは聞かないお年頃。

親の言うことは聞かないけど、他人の言うことは聞く。先生とかコーチとか仲良しの上級生とか。しかし、今はコロナ禍で他人に会う機会も少ない。ならば本に言い聞かせてもらおう、と画策。

Amazon.jpを利用した時についで購入した、入学前後に身につけたい42の習慣!で人気の『おやくそくえほん』を息子に与えてみました。息子、漫画に限らず読書は好き。簡単な絵本なので、ひとりで一気読み。 

この絵本、あたりまえのことが淡々と、その理由もつけて書かれています。Amazonのレビューで年中・5歳向けとあったので、息子には簡単すぎるかな?と心配したけど、頷きながら読んでいました。「思い出し」と言う面では効果あり。さっそく実践しています。

 

  • なにか してもらったら、「ありがとう」という
  • なにか してしまったら、「ごめんなさい」という
  • ものを わたすときは、ていねいに
  • ようじが あるなら、じぶんで いく
  • ひとの はなしは さいごまで きく
  • うまく いかないことが あっても、もうすこしだけ がんばってみる

出典:おやくそくえほん

 

ニコニコしながら、小さなことにも逐一「ありがとね」と言ってみたり。両手で物を持ち、お殿様へ差し出すように渡してみたり。漢字の書き取りに苦戦した時も「うまくいかなかったけど、もう少しだけがんばってみたよ」という息子。

親に言われても素直には聞けないけど、自分で得た知識はバンバン披露。ある意味まだまだ素直。褒めるとまた一層励む。

それでも、好ましくない行動は一朝一夕では直りませんが。できたりできなかったり。忘れていることも多分にあります。でも「あれ?絵本になんて書いてあったっけ?」と促すと、みなまで言わずとも息子が気づく。これだけでもだいぶラク。

ずっとは続かないだろうけど、しばらくは口酸っぱく注意するお母さんから脱せられそう。できる限りの効果持続に期待です。

 

アメリカで蟻【一時休戦】

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家の中にアリが発生してから一週間。
famille-ca.hatenablog.com

アリを一匹見かけるたびにストレス値が10も増す日々を送っていましたが、突然パタリと見かけなくなりました。アリ。

 

アリとの闘い、その後

アリの出入口を発見し、セロテープを貼った!その後の話。

翌朝の定期チェック時も見かけずに安心していたところ、午前中に姿を現しました。ただ、たった一匹だったこともあり、遠征していた偵察アリかなと考え、さほど気にも留めず駆除&清掃。

アリ、違う出入口から侵入

しかし、お昼過ぎに息子がアリsを発見。セロテープでふさいだ数センチ先の亀裂から再び5,6数匹が侵入してきていました。敵が来たぞー!

チョークで結界を張る裏技!

ただ、出入口の周りにチョークで囲いを描いておいたおかげで、その内側をウロウロ。チョーク効果すごい!と感心し、息子とふたりでしばらくアリ観察。

すると、一匹のアリがチョークラインの近くを行ったり来たりし始めました。見ていると、躊躇いながらラインの淵に乗ったり下りたり。そのうちにラインを乗り越えて部屋の内側へ侵入!太さ3㎝ほどあったラインを行き来するようになってしまいました。むむむ。

更に観察を続けていると、壁や窓の桟に上ってチョークを回避するアリも現れ出しました。手強い。

とはいえ、大方のアリには効果があったので、チョークラインはそのまま維持。

新しい侵入口にもセロテープ

とりあえず、こちらにもセロテープを貼る(DIY担当の夫に穴を埋めてもらう予定)。薄くオイルも塗布。しかし、このままではイタチごっこ。巣を駆逐したいところ。

屋外に設置したベイト

セロテープの翌日、夫がアリ駆除用のベイト(アリが餌を巣に持ち帰り、巣ごとアリを駆除するアイテム)を設置してくれました。バックヤード、アリの出入口のちょうど裏側。他にも2ヵ所ほど。そのまま置くだけではなく、念入りに撒き餌もしたので、すぐに寄ってくるかと思っていたのですが、それから5日経つも気配なし。どうして?

 

突然終わった、アリとの闘い

その後もポツポツ。室内で発見したらやっつける!と、地道な作業を繰り返していました。 すると、ある日パタリと出入りが止まりました。もう3日程、室内でアリを見かけていません。一時休戦か?!

違うところから大群で押し寄せてきたらどうしよう...と怯えるも、いまのところ成す術なし。息子の食べこぼし&片づけ忘れにだけ気をつけながら、過ごしています。

休戦か、終焉か。このまま何事もない日々が続きますように。

 

***

前回記事へのアドバイス、さっそく試してみました。
(id:tamacafe)たまさん、(id:Nasumash)眼鏡婦人さん、どうもありがとうございます!

 

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学校からの通知が続々!夏も終わりの感。

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あっという間に8月!

毎日淡々と過ごしているせいか、今年は時間が経つのが早い気がします。そして、7月の終わりと共に、すでに夏の終わりも来た感じ。

というのも、 アメリカは8月半ばから学校が始まるところが多く、今頃は新年度の準備に勤しむ時期だから。

今年は例年のように学用品をアレコレ用意する必要は無さそうですが、代わりに自宅の学習環境を整える必要があります。学校からの連絡も続々受信開始。

しかし、息子の小学校。進級後の遠隔授業も、期待していたほど親の負担が減るようには思えませんでした。デバイスのセットアップ、時間管理、課題のサポート、教師と親のコミュニケーション等々。自分ではできない低学年の子どもたちのリモートワークは、親の出番が多すぎる!加えて、息子は(口は出さずに)隣で見守っていて欲しいタイプ。完全に一人で取り組むのはなかなか難しい状況です。

 

魔の自宅学習の再来を防ぐため、学習環境整備と併せて私の時間確保も必要だと判断。開校まで2週間強、やることを大まかにまとめてみました。(着手中のものもあれば、未着手のものも)

  • オンライン環境の整備
  • 学習スペースの確保
  • 子どもへの意識づけ
  • 家事の改善
  • 生活のルーティーン化
  • 諸々の学校手続き

 

残りの夏休みも楽しみつつ、新しい生活の準備もしなくては。6月,7月とのんびり過ごしていたので、ついていけるかな。