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試行錯誤、子育てのこと in CA

アメリカでも!一斉休校中の自宅学習がつらかったワケ

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コロナの影響で3月16日に子どもの学校が閉鎖。同時に自宅での遠隔学習(Distance Learning)が始まりました。

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学びの継続にホッとしたのも束の間、これが思っていたよりも大変!日本の友達からは「アメリカはオンライン授業でいいね」なんて言われたけど、全然そんなことは無い。休校中の自宅学習は、私にとって悪夢の3ヵ月でした。

 

提出なしの課題にまじめに取り組んだ理由

課題提出は必須ではありませんでしたが、毎日キッチリこなしました。
主な理由は3つ。

 

学習遅れへの心配

息子、渡米1年8ヵ月。ただでさえ英語が分からず理解不足なので、これ以上遅れるわけにはいかない。休み明けには進級して2年生。先生もクラスも変わるし、学習量も増えるし、不安しかない。(これは本人も重々承知)

 

子どもの生活習慣の維持

やらなくてもいいと気づくと、ズルズルと悪い方へ流れてしまいそう。幼少期から続けてきた家庭学習、せっかく習慣づいているので何とか続けてほしい。生活リズムを崩すとメンタルヘルスも心配。

 

先生への感謝

非常事態の中、子どもたちの学習が滞ることが無いようにサポートしてくれます。誠意に応えるべく、家庭でもなんとかフォローしたい。顔の見えない学習はお互い不安だろうと、こまめにフィードバックも。

 

クラスのお母さんたちに様子を聞くと、毎日全部こなすキッチリ派、必要だと思うことだけやるピックアウト派、こどもがやりたがった所だけやる主体性重視派など、家庭それぞれ。

私は(悪い意味で)几帳面な性分ゆえ、すべてやらねばと気負い、結果 自分で自分の首を絞めていました。(今思えば。当時は追い詰められていた。)

 

一斉休校中の自宅学習がつらかったワケ

焦りと(不要な)責任感に追われた私。それに追い打ちをかける以下4つ。

 

言葉が分からない

親子でイングリッシュラーナーの私たちにとって、英語での学習は分からないことだらけ。アメリカの文化や常識もよく知らないので、調べもので勉強が止まってしまいます。少しでも予定通りに進めるため、私が事前に予習することも。

学習内容が日本と違い、戸惑うことも多々。学年末のプロジェクト、今年のテーマは「熱帯雨林」でした。日本語だったとしても、難航する話。

 

時間の管理が難しい

とにかく物事がスムーズに進まない。息子の気分が乗っている時はいいけど、機嫌を損ねるとグズグズ。立ち直るまでに時間が掛かり、大幅タイムロス。

担任の先生から、学習プランの所要時間は(読書とMath Appの時間は除き)1日1時間半程度と言われていたけど、実際は1時間ほど余計に掛かっていました。

当初は週2回だったZoomも、徐々に追加されて最終的には週4日・計6回に。都度、時間割りを見直して再編成。慣れてきた頃に新しいことが始まるので、落ちつく暇なし。

さらに、4月半ばからは日本語補修校の授業&宿題も追加されました。合間に息抜きさせて遊ばせて、運動もさせてと大忙し。

 

子どもは親の言うことを聞かない

先生の言うことは聞いても、親の言うことは聞かない息子。コロナ禍のストレスと相まってか、普段よりも反抗的だった気がします。

今までとガラリと変わり、外出制限もされている生活は、息子にとっても相当なストレスだったのは想像できます。急に友達とも会えなくなるし、サッカーもできなくなるし。寛げるはずの家で勉強しなくちゃいけないし。

目に見えるような大きな衝動行動は無かったけど、時間の経過とともにストレスが蓄積されていったように感じます。後半はささいなことで怒り出すことが増えました。悪循環。

 

自分の時間がないストレス

低学年はとにかく親のフォローが必要。勉強のサポートをして遊び相手にもなり、運動や気分転換のため外にも連れ出し。もちろん家事も。息子につきっきりで、自分の時間がまったく取れず、息苦しい日々。息子は私の後をべったりくっついてきて、一息もつかせてくれません。後追いの赤ちゃんならかわいげもあるけど、小2は圧迫感あり。

 

終わってみて

悪夢のような期間ではあったけど、すべてが「悪」というワケでもなかった気がします。

アメリカの学習内容や息子の学業レベルも知れたし、学校にいたら分からないままスルーしていただろうことも、自宅でフォローしてあげられた点はよかった。息子も課題をやり遂げたことで、達成感を得ていました。

ともあれ、全部終わった今だからこそ言える話で、渦中はストレスフル。フルもフル。正直、親子関係が悪くなる場面もあり、落ち込むことも多かったです。

年度末に課題から解放されて喜んでいるのは、子どもよりも母親!

夏休みとはいえ補修校の宿題はあるし、英語の強化も必要だし。まだまだ家庭学習は続きますが、時間に追われなくてもいい分、いくらか気が楽です。

息子がサマーキャンプに出掛けている間は、自分の時間も取れるからリフレッシュもできるし!

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今後のこと

新学期に向けて、現在 学校関係の方々が話し合いを重ねています。以前はオンラインと分散登校のハイブリッド式との情報もあったけど、感染拡大により先行き不安。いずれにせよ、秋以降も自宅学習は続くことになります。

悪夢を繰り返さないためにも、夏休み中に備えたいところ。まずは、息子の自主自立と私のアンガーコントロールが課題かな。もっとニコニコしていられるお母さんになりたいです。

 

免許更新、マスクをつけたまま写真撮影された話

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先日、カリフォルニア運転免許証の更新手続きに行ってきました。

更新の案内はだいぶ前に届いていたものの、あれよあれよという間に新型コロナが広がり、DMV(車両管理局)が閉鎖。有効期限の延長やオンライン申請などの対策が取られましたが、REAL ID付帯のもの(窓口対応のみ)で更新したかったので、開局を待ちました。

いつも混んでいると悪名高いDMV、通常だと2,3時間待ちは当たり前。多少の覚悟はしていたものの、コロナで入場制限をしていることもあり、中はガラガラ。あっという間に手続きが終わりました。なんと所要10分!!!

さて、係員の態度が横柄だと悪名高いDMVでもありますが、あいにくこちらは健在。証明写真係の方は目も合わせず、だるそうに「そこのラインに立って」「ここの穴を見て」と指示。私が返事をする間もなくシャッターを切りました。本当にあっという間の出来事。そして「次にいって」とぶっきらぼうに言うのです。

一瞬、コロナ禍の証明写真はマスク着用がニューノーマル?とも思ったけど、すぐに考え直して、マスクのままでいいのか尋ねました。すると、係の方たちが数名で大笑い。私に向けても笑いながら、写真を取り直してくれました。やっぱりそうだよね。最初から愛想よくしてくれればいいのに、なんて思ったりも。私の後ろの人からは「マスク外して」の指示が追加されていました。

丁寧に応対してくれる日本じゃありえないな、と思った出来事。

出来上がった免許証は郵送で届くので、マスク姿の写真じゃない事を願います。(何が起こるか分からないのがアメリカ!…さすがにないか?!)

 

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小2・就寝時間を1時間半繰り上げる

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子どもの就寝時間を1時間半早めてみました。正確に言うと「元に戻した」が適切かもしれませんが。小学校入学を機に遅くなっていた就寝時間を、理想の時間に戻すことができました。夜9時半から8時へ、1時間半の繰り上げ。

適切な睡眠時間は個人差が大きいので、理想の睡眠時間やら就寝時間やらはここでは割愛。あくまでもウチの息子に限った話です。彼の最適な睡眠時間は10時間強。この1,2年の大まかな生活と就寝時間の変容を記します。

 

就学前(年長)

渡米前も渡米後も変わらず、毎日8時就寝でした。即寝。朝6時過ぎに起床。アメリカで学校に通うようになってからは、気疲れもあってか時々お昼寝も。

 

3月以前(小1)

平日は日本語補習校やサッカーで夜7時半過ぎに帰宅。 それから、夕食・シャワー・本の読み聞かせと、どんなに頑張っても9時過ぎにベッドに入るのが精一杯。通常9時半、時には10時近いこともありました。当然 朝は起きられず、7時過ぎに私が起こす毎日。睡眠が足りないせいか、午後3時頃にウトウトすることも(余裕があれば少しお昼寝)。忙しくも充実した日々でしたが、少し無理をさせていた感が否めません。

 

コロナ休校期間(小1/小2)

休校期間中は夜9時に就寝、9時半就眠といったところ。運動が足りないせいか、寝つきが悪い。いつもいないお父さんが在宅勤務で家にいるので、一緒に遊びたくて仕方がない様子。仕事終わりの夫と少し遊んでから寝る生活でした。朝7時半近くに自分で起床。

 

夏休み(小2) 

サマーキャンプで体を動かすようになったのを機に、就寝時間を更に早めました。8時にベッドイン、8時半前には眠りについています。朝は6時半過ぎに自分で起床。早寝早起きでちょうどいい生活。

 

正直、コロナ前の生活はかなり無理していたなと感じる今日この頃。やむを得ない部分もありますが、息子も私もぎっしりと詰まったスケジュールで暮らしていました。少しペースを落として生活を見直すいい機会なのかもしれません。今は夜8時就寝が息子にとって良さそうなので、夏休み中はこのまま維持したいところ。

ひとつ悩ましいのは、夜8時がまだ煌々と明るいこと。
カリフォルニアの夏は日が長いのです。

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小2・七夕の短冊に願う、新型コロナの終息

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アメリカに七夕の風習はないけれど、この時期は所々で笹飾りを見かけることがあります。日系企業や店舗で用意してくれているもので、日本の風情を感じられてありがたいです。

息子、今年は出先のお店で短冊を書かせてもらったそうで、嬉しそうに帰宅しました。今年の願いは「みんながコロナウイルスにかかりませんように」だそう。

去年、家に飾った短冊には「ままといっしょにラブラブでいられますように」と書かれていたので、だいぶ成長したなと感じた反面、子どもが心配しなければならない現在の世界にうんざりする気持ちにもなりました。

 

連日ニュースになるアメリカ感染者数の増加。カリフォルニアも例外ではなく、リオープンになったレストランやバー、映画館やヘアサロンも再び閉鎖されています。マスク・手洗い・ソーシャルディスタンスで感染リスクを大きく減らすことが実証されているのに、なぜやらないのかと本当に疑問。

とはいえ、ここサンタクララカウンティは規制緩和を慎重に進めていることもあり、再閉鎖されるようなビジネスはありませんでした。ヘアサロンやジムの一部は、来週からようやく再開となります。実に4月ぶり!これで周りの群と足並みが揃ってきた状況。一部の群を規制しても、隣の群まで出掛けて用を足し、ウイルスと共に帰宅では規制の効果なし!との声も多かったので、ならされた感じかな。

最終的にワクチンが行き渡るまでは、感染ペースを緩やかにしながらしのぐしか術が無いので、ウイルスに気をつけつつ、経済を回しつつ、生活を送ることが必要。もっと個々の意識が高まればいいのだけど、やっぱりアメリカでは難しいのかと悲観的。

 

息子の願う世界が、早く訪れますように。

 

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アメリカの小学校・休校対策と自宅学習

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新型コロナの影響で3月16日に子どもの学校が閉鎖。同時に自宅での遠隔学習(Distance Learning)が始まりました。息子が通う学校の様子を、アメリカ公立小学校の取り組み一例として紹介します。

 

休校後の学校の動き

ニュースや友人たちから見聞きする日本の公立学校の様子と比べると、カリフォルニアの初動は早かったように思います。息子の学校は以下のとおり。

  • 休校と同時に学区事務局から4週間分の課題(任意)を提供
  • 家庭学習のための環境調査・端末とインターネットアクセスの貸出
  • 準備期間(4週間・課題提供済み)を経て、クラス単位での遠隔学習スタート / Weekly Distance Learning PlansとZoom Meeting(週2回・各30分)
  • 徐々にZoom Meetingを追加(最終的には週4日・全6回・各30分ありました)
  • 全13週を経て年次修了

 

遠隔学習の内容

毎週金曜に翌週分の学習計画(Weekly Distance Learning Plans)がGoogle Classroomにアップされ、それに沿って進めました。主な教材は、YouTube動画、先生の自作ビデオ、学校で使用しているApp、プリントデータなど。所要時間は1年生で1時間半程度との案内(読書とMath Appの時間は除く)。対象は月~木曜日。

  • 単語の書き取り(Word Work)15分程度
  • 読書(Independent Reading)20分以上
  • 読み聞かせ(Read Aloud or Slideshow)
  • 作文(Writing)
  • 算数(Math)Daily Task, Application Problem, Math App

上記以外に、Zoom Meeting・Daily Enrichment(Library, Outdoor Classroom, Art, Music, Social Emortion)・単発課題(Flipgridでシェアリング)などがあります。また、金曜日は特別課題(Enrichment Activities)が用意されました。

 

課題の提出・成績評価

息子はK/1(年長と1年生の合同)クラスのため、課題提出は要求されませんでした。ズームで時々シェアする程度。

担任の先生から保護者に繰り返し伝えられたのは「現時点で出来ることのみやってください」ということ。保護者の状況や子どものストレスを考慮し「課題をこなせなくても読み書きを継続していればいい」とも。低学年ゆえの指導。2年生以上は課題提出ありとの情報。

また、全学年 今期の成績評価はつけないと学区事務局より発表がありました。(学年度末、日本でいう3学期にあたります)

 

終わってみて

遠隔学習は先生たちにとっても初めての試み。緊急事態の中、試行錯誤を重ね、子どもたちが教育を受ける機会を失わないようにと力を尽くしてくれました。担任の先生に至っては、私と息子にとって隔離期間中の心の支えでもあり、本当に感謝しかありません。

しかし、アメリカ全体を見れば問題は山積み。ネットアクセス環境による学習格差、親の協力の限界、生徒のモチベーションや出席率の低下、教師のリモート指導の経験不足、成績評価の方法などなど、ディスタンスラーニングの難しさが浮き彫りとなる結果となりました。低学年になるにつれて、通常時との学習ギャップが大きくなるとの情報もあり、今後のフォローアップも気になります。

8月からの新年度に向け、現在スクールディストリクトで新対応を検討中。見えてきた問題点や相応の準備期間を経て、新しい取り組みがどうなるのか。子どもたちの学習環境がより良いものになることを期待しています。

 

 

Stay-at-Homeで祖父母との距離が縮まる

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3月。未知のウイルスに怯え、次々と遮断される生活の中、遠く離れて暮らす家族の身を案じることしかできなかった時期は、本当に堪えました。もし万が一のことがあっても、帰国することさえ叶わないのかと。

ちょっとずつウイルスのことが明らかになるにつれ、心配事も減ってきた今日この頃。少し落ち着いてこの数ヵ月のことを振り返っています。

今日は、以前と変わった生活の中で見つけた、よかったと思える話。

 

時差が阻む祖父母との距離

アメリカ・カリフォルニアと日本の時差は16時間。(現在サマータイム)

カリフォルニアが朝9時なら、日本は翌日 深夜1時。日本が朝9時なら、カリフォルニアは前日の夕方5時。学校やサッカーで毎日夕食時まで出掛けている息子が、日本で暮らす祖父母と連絡を取るのは難しい生活でした。週末(それさえも時々)電話をする程度。息子の様子は写真で届けていたのですが、やっぱり直接話したいですよね。

 

わが家のニューノーマル

カリフォルニアのシェルターインプレイスに続き、日本でも緊急事態宣言が出ました。趣味に仕事にと出掛けていた祖父母たちも家で過ごすようになり、お互い時間の都合がつきやすくなりました。以来、毎日夕方(日本の午前)祖父母と孫でFaceTimeをする生活を送っています。両実家に交互に。

基本、息子が喋りっぱなしなのですが、それでも祖父母は嬉しそう。その日にやった課題を披露したり、サッカーやトランポリンで遊ぶ様子を見せたり、一緒にお絵描きをしたり。読み聞かせや音読の相手をしてもらったり、かけ算九九のチェックをしてもらったりもしています。

おじいちゃん・おばあちゃんが大好きな息子は満足、祖父母には楽しい時間を感謝されています。私は息子から解放されて大助かり!(で、夕食の準備を)

おじいちゃん・おばあちゃんと近くで暮らすことはできないけど、違う形で寄り添うことができてよかったです。家にいることでできた楽しみのひとつ。

 

アメリカでも 

高齢の方にとってコロナ感染はハイリスク。できる限り会うのは避けましょう、と言われています。その一方、孤独感からくる心の病も心配されていて、電話やオンラインでの頻繁な連絡が推奨されていました。(でも、母の日や誕生会やBBQで集っちゃうのがアメリカ!)

 

*** 

さて、次の土曜、7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day / The 4th of July)。夏・最大のイベントです。

家族や友人とパーティー、夜は盛大な花火大会というのが伝統的ですが、今年はいつもと違う夏。花火大会は中止、ギャザリングも同居人のみに制限され、南カリフォルニアとベイエリアの州立ビーチは閉鎖です。

「自由を祝う日なのに、今年は自由がない」と嘆く声もあれば、「コロナウイルスは夏休みも週末休みも独立記念日休みも取らない」と州知事。

大切な人たちを守るため、マスク着用と節度ある行動を希望します。

 

 

小2・夏休みの宿題、かけ算九九が始まる

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アメリカで2つの小学校に通う息子、いまはどちらも夏休みです。すでに3週目。

補習校 夏休みの宿題に「かけ算九九」が含まれていました。2学期までの目標は「それぞれの段すべてを10秒以内に言えること」だそうです。できるかな? 

 

歌で覚える

担任の先生から、九九の歌の音源が2種類届いています。耳馴染みのいい歌から入るのは抵抗が少ないのかな、と思います。

視覚効果も求めてYouTube検索したところ、様々な動画がありました。特に息子の反応が良かったものをシェアします。

www.youtube.com

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目で覚える

視覚効果が有効なお子さんもいるそうです。また、九九は暗唱するだけはなく、実際に使えるようになることが最終目的。音だけではなく、数式と結びつけて覚えることも大切とのことで、壁にポスターも貼りました。

 

▼この問題集のふろく「かけ算九九ポスター」が秀逸!
息子が九九ひょうのきまり探しを楽しんでいます。 

www.amazon.co.jp

 

他には、ウォーキング中にふたりで九九を唱えたり、日常生活の中で掛け算の問題を出してみたりなどなど。少ーーしずつ進めています。

 

小2算数の山場「かけ算九九」、この夏(気長に)取り組みます。

ちなみに、アメリカの公立小学校では3年生で掛け算を学ぶそう。先き取り!

 

 

マスクの着用が義務化!それでもマスクをつけない人々

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カリフォルニア、6月18日から公共の場でのマスク着用が義務化されています。規制緩和とともに、再びコロナ感染者数が急増しているため。

ここシリコンバレーでは以前からマスクの使用が浸透していますが、カリフォルニア南部ではまだまだマスク反対の声も多く、今回の命令に至りました。

ニューサム州知事が連日声高にマスクの着用を呼び掛けています。

 

マスク着用が必要な時

  • 公共の屋内、入場までの列に並んでいる時
  • 医療機関にいる時(病院・診療所・薬局・研究所・歯科医・獣医など)
  • 公共交通機関を運転している時、乗車している時、乗車を待っている時(タクシー・ライドシェアリング含む )
  • 接客や訪問者のある職場
  • 食品販売や流通の職場
  • 玄関、階段、エレベーター、駐車場などの共用スペース
  • 屋内で家族以外の人と距離を取ることができない時
  • 公共の屋外で家族以外の人と距離(6ft)を取ることができない時

 

マスク着用が免除される場合

  • 2歳以下の子ども(窒息の危険があるため、着用してはならない
  • マスクの着用を妨げる疾患のある場合(医学的・精神的・発達障害など)
  • マスクの着用でコミュニケーションに支障がある場合(聴覚障害など)
  • 地方自治体、州、連邦政府の規制当局、または職場の安全ガイドラインによって定められた、マスクをするとリスクが生じる職種の人
  • 鼻、口、顔などにサービスを受けるため、一時的にマスクを取り外す必要のある人
  • 他の人と距離(6ft)を保ち、レストランなどで着席し飲食する場合
  • 他の人から距離(6ft)を維持し、屋外で水泳、ウォーキング、ハイキング、自転車、ランニングをする場合
  • 投獄されている人

▶参考:GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS 

マスクを着用していても、いままでのガイダンス(手洗い・6ftのソーシャルディスタンス)の継続は必要とされています。

 

周りの様子

買い物に出掛けると100%のマスク着用率。まあ、無いとお店に入れないのであたりまえですね。

毎朝のウォーキング時は、着用率50%といったところ。住宅地で人通りが少ないことと、運動している方が多いせいだと思います。けっこう息が上がるので、私も未装着。

ただし、今週は息子も一緒のため(独立記念日週間でテニスが休み)、マスクを着けてウォーキングへ出掛けています。お喋りな7歳児は歩きながらもずーーーっと(どうでもいいことを)話しているので、マスクが欠かせません。

 

最後に

カリフォルニア州、すでに市単位で義務化していたマスク着用が、州規模での義務化になりました。これで感染ペースが少し緩やかになることを期待しています。

一方、世界的にマスクの防疫効果が認められる中、それでもマスクをつけたがらないアメリカ人がいるのも事実。義務化抗議のデモまで起こる始末です。正直理解に苦しみます。個人主義も政治思想も、今はよそでやってほしいです。

印象深かったカリフォルニア州知事のTweetを転載。マスクは政治じゃなくて科学なんですよー! 

 

 

2週間に1回が指標⁉コロナ禍の買い物

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3月以降、生活が大きく変わりました。「買い物」もそのひとつ。

当初、サンタクララカウンティのガイドラインでは「買い物のための外出は2週間に1回」とアナウンスされていました。アメリカではもともと週1のまとめ買いが主流で、大きな冷蔵庫やガレージにセカンド冷蔵庫を持っている家庭も多いのです。わが家の冷蔵庫は小さめなので、そこまでの買いだめはできず10日に1回程度で過ごしています。宅配も併用。

日本の友達とのオンライン飲み会で「買い物は10日に1回」と伝えたら、たいそう驚かれました。反対に、小池都知事の「買い物は3日に1回に控えてください」とのコメントに、私もとても驚きました。ライフスタイルの違いを感じた出来事。

また、買い物の回数を減らしている理由のひとつに、所要時間が掛かりすぎることもあります。店内の人数を制限しているため、入店までに20分から40分くらい並ぶことも。ささっと済ませられず、買い物も一仕事。

しかし、以前と比べると現在はだいぶ落ち着いている印象で、曜日や時間帯によってはほとんど待たずに入店できることも増えました。お店の防疫対策にも安心感があります。パンパンに詰まった冷蔵庫は私にストレスを与えるので、そろそろ買い物の頻度を週1くらいに戻したいなと考えています。

緊急事態宣言 当時、アメリカ各地で買い占めが起こりました。シリコンバレーでは一足早く、2月下旬に市中感染が報告されるやいなや、スーパーの棚がからっぽになりました。次に物が消えたのは、学校の一斉休校が発表された時。そしてしばらくは不便な状態が続きます。頼りにしていたAmazon FreshやInstacartは配達枠が取れず依頼すらできません。結局、店舗へ出向くしかなく不安な日々を過ごしました。

小麦粉はまだ品薄ではあるけれど、トイレットペーパーやハンドサニタイザーは薬局やスーパーの店頭に戻ってきました。購入数制限も解禁。物々しい雰囲気からも解放され、買い物のたびに花を買って楽しんだりと、心の余裕もできました。

とはいえ、もしもの第2波に備えて、日用品や保存食の備蓄は計画的に増やしています。母国外での生活、いざという時はどうなるか分からないので。

 

 

こどもの運動不足を解消!迷った末にサマーキャンプへ

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日本に遅れること2週間、ここカリフォルニアでも3月半ばにコロナで休校が決定。次いで、Shelter-in-Placeがオーダーされました。

以来、悩みのタネのひとつは息子の運動不足。

毎日学校で友達と走り回り、週4でサッカーの日々を送っていたはずが、毎日1時間弱のウォーキングとバックヤードでの外遊びのみとなってしまいました。タウンハウスのわが家は室内も庭も狭く、残念ながら息子が思いきり体を動かせる場所はありません。いろいろ工夫して遊ばせてみるものの、運動不足感は否めず。

友達に勧められて買ったトランポリンは重宝したし、夫が苦心して手に入れたリングフィットはだいぶ活躍しました。5月の一部アウトドアアクティビティの解禁以来、週末は家族でバイキングやトレイルにも出掛けています。しかし、活発な7歳男児にはそれでも足りない様子。体力の低下は明らか。

そんな折、6月5日(金)サンタクララカウンティの規制緩和がありました。フェーズ2は、サマーキャンプやサマースクールプログラムへの参加許可を含みます。その週明け、さっそく去年参加したテニススクールからサマーキャンプの案内が届きました。正直かなり迷いはあったものの、夫と相談の上、思い切って参加させることに。コロナ感染のリスクと秤にかけても、息子の運動不足は切実だったから。

本人には手洗いと消毒、ルールを守ることを徹底させて日々送り出しています。どこまで出来ているのか不安もあるけれど、いずれにせよ夏休み明けには学校に通うことになるだろうし(現在の情報では週2日の分散登校)、コロナと共存する生活を進める必要があると、親子で練習開始。

サマーキャンプに参加して2週間。初め2日は筋肉痛を訴えていたものの、不調なく毎日元気いっぱいに通っています。毎日3時間のテニスのおかげで体力も戻ってきたし、体も引き締まってきたし、本当によかった!

1週目は10人前後だった参加者も2週目は倍以上に増えたそうで、みんなウィズコロナの新しい生活スタイルを模索中かな、と予想。

このまま無事に夏が越せることを期待しています。