マスクの着用が義務化!それでもマスクをつけない人々
カリフォルニア、6月18日から公共の場でのマスク着用が義務化されています。規制緩和とともに、再びコロナ感染者数が急増しているため。
ここシリコンバレーでは以前からマスクの使用が浸透していますが、カリフォルニア南部ではまだまだマスク反対の声も多く、今回の命令に至りました。
ニューサム州知事が連日声高にマスクの着用を呼び掛けています。
マスク着用が必要な時
- 公共の屋内、入場までの列に並んでいる時
- 医療機関にいる時(病院・診療所・薬局・研究所・歯科医・獣医など)
- 公共交通機関を運転している時、乗車している時、乗車を待っている時(タクシー・ライドシェアリング含む )
- 接客や訪問者のある職場
- 食品販売や流通の職場
- 玄関、階段、エレベーター、駐車場などの共用スペース
- 屋内で家族以外の人と距離を取ることができない時
- 公共の屋外で家族以外の人と距離(6ft)を取ることができない時
マスク着用が免除される場合
- 2歳以下の子ども(窒息の危険があるため、着用してはならない)
- マスクの着用を妨げる疾患のある場合(医学的・精神的・発達障害など)
- マスクの着用でコミュニケーションに支障がある場合(聴覚障害など)
- 地方自治体、州、連邦政府の規制当局、または職場の安全ガイドラインによって定められた、マスクをするとリスクが生じる職種の人
- 鼻、口、顔などにサービスを受けるため、一時的にマスクを取り外す必要のある人
- 他の人と距離(6ft)を保ち、レストランなどで着席し飲食する場合
- 他の人から距離(6ft)を維持し、屋外で水泳、ウォーキング、ハイキング、自転車、ランニングをする場合
- 投獄されている人
▶参考:GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS
マスクを着用していても、いままでのガイダンス(手洗い・6ftのソーシャルディスタンス)の継続は必要とされています。
周りの様子
買い物に出掛けると100%のマスク着用率。まあ、無いとお店に入れないのであたりまえですね。
毎朝のウォーキング時は、着用率50%といったところ。住宅地で人通りが少ないことと、運動している方が多いせいだと思います。けっこう息が上がるので、私も未装着。
ただし、今週は息子も一緒のため(独立記念日週間でテニスが休み)、マスクを着けてウォーキングへ出掛けています。お喋りな7歳児は歩きながらもずーーーっと(どうでもいいことを)話しているので、マスクが欠かせません。
最後に
カリフォルニア州、すでに市単位で義務化していたマスク着用が、州規模での義務化になりました。これで感染ペースが少し緩やかになることを期待しています。
一方、世界的にマスクの防疫効果が認められる中、それでもマスクをつけたがらないアメリカ人がいるのも事実。義務化抗議のデモまで起こる始末です。正直理解に苦しみます。個人主義も政治思想も、今はよそでやってほしいです。
印象深かったカリフォルニア州知事のTweetを転載。マスクは政治じゃなくて科学なんですよー!
Wear your mask.
— Gavin Newsom (@GavinNewsom) June 24, 2020
This isn’t about politics. It’s about SCIENCE.
Protect others. Protect yourself. Help slow the spread of #COVID19.