famille

試行錯誤、子育てのこと in CA

Stay-at-Homeで祖父母との距離が縮まる

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3月。未知のウイルスに怯え、次々と遮断される生活の中、遠く離れて暮らす家族の身を案じることしかできなかった時期は、本当に堪えました。もし万が一のことがあっても、帰国することさえ叶わないのかと。

ちょっとずつウイルスのことが明らかになるにつれ、心配事も減ってきた今日この頃。少し落ち着いてこの数ヵ月のことを振り返っています。

今日は、以前と変わった生活の中で見つけた、よかったと思える話。

 

時差が阻む祖父母との距離

アメリカ・カリフォルニアと日本の時差は16時間。(現在サマータイム)

カリフォルニアが朝9時なら、日本は翌日 深夜1時。日本が朝9時なら、カリフォルニアは前日の夕方5時。学校やサッカーで毎日夕食時まで出掛けている息子が、日本で暮らす祖父母と連絡を取るのは難しい生活でした。週末(それさえも時々)電話をする程度。息子の様子は写真で届けていたのですが、やっぱり直接話したいですよね。

 

わが家のニューノーマル

カリフォルニアのシェルターインプレイスに続き、日本でも緊急事態宣言が出ました。趣味に仕事にと出掛けていた祖父母たちも家で過ごすようになり、お互い時間の都合がつきやすくなりました。以来、毎日夕方(日本の午前)祖父母と孫でFaceTimeをする生活を送っています。両実家に交互に。

基本、息子が喋りっぱなしなのですが、それでも祖父母は嬉しそう。その日にやった課題を披露したり、サッカーやトランポリンで遊ぶ様子を見せたり、一緒にお絵描きをしたり。読み聞かせや音読の相手をしてもらったり、かけ算九九のチェックをしてもらったりもしています。

おじいちゃん・おばあちゃんが大好きな息子は満足、祖父母には楽しい時間を感謝されています。私は息子から解放されて大助かり!(で、夕食の準備を)

おじいちゃん・おばあちゃんと近くで暮らすことはできないけど、違う形で寄り添うことができてよかったです。家にいることでできた楽しみのひとつ。

 

アメリカでも 

高齢の方にとってコロナ感染はハイリスク。できる限り会うのは避けましょう、と言われています。その一方、孤独感からくる心の病も心配されていて、電話やオンラインでの頻繁な連絡が推奨されていました。(でも、母の日や誕生会やBBQで集っちゃうのがアメリカ!)

 

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さて、次の土曜、7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day / The 4th of July)。夏・最大のイベントです。

家族や友人とパーティー、夜は盛大な花火大会というのが伝統的ですが、今年はいつもと違う夏。花火大会は中止、ギャザリングも同居人のみに制限され、南カリフォルニアとベイエリアの州立ビーチは閉鎖です。

「自由を祝う日なのに、今年は自由がない」と嘆く声もあれば、「コロナウイルスは夏休みも週末休みも独立記念日休みも取らない」と州知事。

大切な人たちを守るため、マスク着用と節度ある行動を希望します。