famille

試行錯誤、子育てのこと in CA

Stay-at-Homeで祖父母との距離が縮まる

f:id:millemercis:20200703015936j:plain

 

3月。未知のウイルスに怯え、次々と遮断される生活の中、遠く離れて暮らす家族の身を案じることしかできなかった時期は、本当に堪えました。もし万が一のことがあっても、帰国することさえ叶わないのかと。

ちょっとずつウイルスのことが明らかになるにつれ、心配事も減ってきた今日この頃。少し落ち着いてこの数ヵ月のことを振り返っています。

今日は、以前と変わった生活の中で見つけた、よかったと思える話。

 

時差が阻む祖父母との距離

アメリカ・カリフォルニアと日本の時差は16時間。(現在サマータイム)

カリフォルニアが朝9時なら、日本は翌日 深夜1時。日本が朝9時なら、カリフォルニアは前日の夕方5時。学校やサッカーで毎日夕食時まで出掛けている息子が、日本で暮らす祖父母と連絡を取るのは難しい生活でした。週末(それさえも時々)電話をする程度。息子の様子は写真で届けていたのですが、やっぱり直接話したいですよね。

 

わが家のニューノーマル

カリフォルニアのシェルターインプレイスに続き、日本でも緊急事態宣言が出ました。趣味に仕事にと出掛けていた祖父母たちも家で過ごすようになり、お互い時間の都合がつきやすくなりました。以来、毎日夕方(日本の午前)祖父母と孫でFaceTimeをする生活を送っています。両実家に交互に。

基本、息子が喋りっぱなしなのですが、それでも祖父母は嬉しそう。その日にやった課題を披露したり、サッカーやトランポリンで遊ぶ様子を見せたり、一緒にお絵描きをしたり。読み聞かせや音読の相手をしてもらったり、かけ算九九のチェックをしてもらったりもしています。

おじいちゃん・おばあちゃんが大好きな息子は満足、祖父母には楽しい時間を感謝されています。私は息子から解放されて大助かり!(で、夕食の準備を)

おじいちゃん・おばあちゃんと近くで暮らすことはできないけど、違う形で寄り添うことができてよかったです。家にいることでできた楽しみのひとつ。

 

アメリカでも 

高齢の方にとってコロナ感染はハイリスク。できる限り会うのは避けましょう、と言われています。その一方、孤独感からくる心の病も心配されていて、電話やオンラインでの頻繁な連絡が推奨されていました。(でも、母の日や誕生会やBBQで集っちゃうのがアメリカ!)

 

*** 

さて、次の土曜、7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day / The 4th of July)。夏・最大のイベントです。

家族や友人とパーティー、夜は盛大な花火大会というのが伝統的ですが、今年はいつもと違う夏。花火大会は中止、ギャザリングも同居人のみに制限され、南カリフォルニアとベイエリアの州立ビーチは閉鎖です。

「自由を祝う日なのに、今年は自由がない」と嘆く声もあれば、「コロナウイルスは夏休みも週末休みも独立記念日休みも取らない」と州知事。

大切な人たちを守るため、マスク着用と節度ある行動を希望します。

 

 

小2・夏休みの宿題、かけ算九九が始まる

f:id:millemercis:20200701060403j:plain

 

アメリカで2つの小学校に通う息子、いまはどちらも夏休みです。すでに3週目。

補習校 夏休みの宿題に「かけ算九九」が含まれていました。2学期までの目標は「それぞれの段すべてを10秒以内に言えること」だそうです。できるかな? 

 

歌で覚える

担任の先生から、九九の歌の音源が2種類届いています。耳馴染みのいい歌から入るのは抵抗が少ないのかな、と思います。

視覚効果も求めてYouTube検索したところ、様々な動画がありました。特に息子の反応が良かったものをシェアします。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 

目で覚える

視覚効果が有効なお子さんもいるそうです。また、九九は暗唱するだけはなく、実際に使えるようになることが最終目的。音だけではなく、数式と結びつけて覚えることも大切とのことで、壁にポスターも貼りました。

 

▼この問題集のふろく「かけ算九九ポスター」が秀逸!
息子が九九ひょうのきまり探しを楽しんでいます。 

www.amazon.co.jp

 

他には、ウォーキング中にふたりで九九を唱えたり、日常生活の中で掛け算の問題を出してみたりなどなど。少ーーしずつ進めています。

 

小2算数の山場「かけ算九九」、この夏(気長に)取り組みます。

ちなみに、アメリカの公立小学校では3年生で掛け算を学ぶそう。先き取り!

 

 

マスクの着用が義務化!それでもマスクをつけない人々

f:id:millemercis:20200629225722j:plain

 

カリフォルニア、6月18日から公共の場でのマスク着用が義務化されています。規制緩和とともに、再びコロナ感染者数が急増しているため。

ここシリコンバレーでは以前からマスクの使用が浸透していますが、カリフォルニア南部ではまだまだマスク反対の声も多く、今回の命令に至りました。

ニューサム州知事が連日声高にマスクの着用を呼び掛けています。

 

マスク着用が必要な時

  • 公共の屋内、入場までの列に並んでいる時
  • 医療機関にいる時(病院・診療所・薬局・研究所・歯科医・獣医など)
  • 公共交通機関を運転している時、乗車している時、乗車を待っている時(タクシー・ライドシェアリング含む )
  • 接客や訪問者のある職場
  • 食品販売や流通の職場
  • 玄関、階段、エレベーター、駐車場などの共用スペース
  • 屋内で家族以外の人と距離を取ることができない時
  • 公共の屋外で家族以外の人と距離(6ft)を取ることができない時

 

マスク着用が免除される場合

  • 2歳以下の子ども(窒息の危険があるため、着用してはならない
  • マスクの着用を妨げる疾患のある場合(医学的・精神的・発達障害など)
  • マスクの着用でコミュニケーションに支障がある場合(聴覚障害など)
  • 地方自治体、州、連邦政府の規制当局、または職場の安全ガイドラインによって定められた、マスクをするとリスクが生じる職種の人
  • 鼻、口、顔などにサービスを受けるため、一時的にマスクを取り外す必要のある人
  • 他の人と距離(6ft)を保ち、レストランなどで着席し飲食する場合
  • 他の人から距離(6ft)を維持し、屋外で水泳、ウォーキング、ハイキング、自転車、ランニングをする場合
  • 投獄されている人

▶参考:GUIDANCE FOR THE USE OF FACE COVERINGS 

マスクを着用していても、いままでのガイダンス(手洗い・6ftのソーシャルディスタンス)の継続は必要とされています。

 

周りの様子

買い物に出掛けると100%のマスク着用率。まあ、無いとお店に入れないのであたりまえですね。

毎朝のウォーキング時は、着用率50%といったところ。住宅地で人通りが少ないことと、運動している方が多いせいだと思います。けっこう息が上がるので、私も未装着。

ただし、今週は息子も一緒のため(独立記念日週間でテニスが休み)、マスクを着けてウォーキングへ出掛けています。お喋りな7歳児は歩きながらもずーーーっと(どうでもいいことを)話しているので、マスクが欠かせません。

 

最後に

カリフォルニア州、すでに市単位で義務化していたマスク着用が、州規模での義務化になりました。これで感染ペースが少し緩やかになることを期待しています。

一方、世界的にマスクの防疫効果が認められる中、それでもマスクをつけたがらないアメリカ人がいるのも事実。義務化抗議のデモまで起こる始末です。正直理解に苦しみます。個人主義も政治思想も、今はよそでやってほしいです。

印象深かったカリフォルニア州知事のTweetを転載。マスクは政治じゃなくて科学なんですよー! 

 

 

2週間に1回が指標⁉コロナ禍の買い物

f:id:millemercis:20200628005245j:plain

 

3月以降、生活が大きく変わりました。「買い物」もそのひとつ。

当初、サンタクララカウンティのガイドラインでは「買い物のための外出は2週間に1回」とアナウンスされていました。アメリカではもともと週1のまとめ買いが主流で、大きな冷蔵庫やガレージにセカンド冷蔵庫を持っている家庭も多いのです。わが家の冷蔵庫は小さめなので、そこまでの買いだめはできず10日に1回程度で過ごしています。宅配も併用。

日本の友達とのオンライン飲み会で「買い物は10日に1回」と伝えたら、たいそう驚かれました。反対に、小池都知事の「買い物は3日に1回に控えてください」とのコメントに、私もとても驚きました。ライフスタイルの違いを感じた出来事。

また、買い物の回数を減らしている理由のひとつに、所要時間が掛かりすぎることもあります。店内の人数を制限しているため、入店までに20分から40分くらい並ぶことも。ささっと済ませられず、買い物も一仕事。

しかし、以前と比べると現在はだいぶ落ち着いている印象で、曜日や時間帯によってはほとんど待たずに入店できることも増えました。お店の防疫対策にも安心感があります。パンパンに詰まった冷蔵庫は私にストレスを与えるので、そろそろ買い物の頻度を週1くらいに戻したいなと考えています。

緊急事態宣言 当時、アメリカ各地で買い占めが起こりました。シリコンバレーでは一足早く、2月下旬に市中感染が報告されるやいなや、スーパーの棚がからっぽになりました。次に物が消えたのは、学校の一斉休校が発表された時。そしてしばらくは不便な状態が続きます。頼りにしていたAmazon FreshやInstacartは配達枠が取れず依頼すらできません。結局、店舗へ出向くしかなく不安な日々を過ごしました。

小麦粉はまだ品薄ではあるけれど、トイレットペーパーやハンドサニタイザーは薬局やスーパーの店頭に戻ってきました。購入数制限も解禁。物々しい雰囲気からも解放され、買い物のたびに花を買って楽しんだりと、心の余裕もできました。

とはいえ、もしもの第2波に備えて、日用品や保存食の備蓄は計画的に増やしています。母国外での生活、いざという時はどうなるか分からないので。

 

 

こどもの運動不足を解消!迷った末にサマーキャンプへ

f:id:millemercis:20200627090809j:plain

 

日本に遅れること2週間、ここカリフォルニアでも3月半ばにコロナで休校が決定。次いで、Shelter-in-Placeがオーダーされました。

以来、悩みのタネのひとつは息子の運動不足。

毎日学校で友達と走り回り、週4でサッカーの日々を送っていたはずが、毎日1時間弱のウォーキングとバックヤードでの外遊びのみとなってしまいました。タウンハウスのわが家は室内も庭も狭く、残念ながら息子が思いきり体を動かせる場所はありません。いろいろ工夫して遊ばせてみるものの、運動不足感は否めず。

友達に勧められて買ったトランポリンは重宝したし、夫が苦心して手に入れたリングフィットはだいぶ活躍しました。5月の一部アウトドアアクティビティの解禁以来、週末は家族でバイキングやトレイルにも出掛けています。しかし、活発な7歳男児にはそれでも足りない様子。体力の低下は明らか。

そんな折、6月5日(金)サンタクララカウンティの規制緩和がありました。フェーズ2は、サマーキャンプやサマースクールプログラムへの参加許可を含みます。その週明け、さっそく去年参加したテニススクールからサマーキャンプの案内が届きました。正直かなり迷いはあったものの、夫と相談の上、思い切って参加させることに。コロナ感染のリスクと秤にかけても、息子の運動不足は切実だったから。

本人には手洗いと消毒、ルールを守ることを徹底させて日々送り出しています。どこまで出来ているのか不安もあるけれど、いずれにせよ夏休み明けには学校に通うことになるだろうし(現在の情報では週2日の分散登校)、コロナと共存する生活を進める必要があると、親子で練習開始。

サマーキャンプに参加して2週間。初め2日は筋肉痛を訴えていたものの、不調なく毎日元気いっぱいに通っています。毎日3時間のテニスのおかげで体力も戻ってきたし、体も引き締まってきたし、本当によかった!

1週目は10人前後だった参加者も2週目は倍以上に増えたそうで、みんなウィズコロナの新しい生活スタイルを模索中かな、と予想。

このまま無事に夏が越せることを期待しています。

 

 

ブログはじめます

f:id:millemercis:20200626034813j:plain


はじめまして。Miyaと申します。

夫と息子の3人家族。夫の海外赴任に伴い、アメリカ・カリフォルニア州で暮らしています。北カリフォルニアのベイエリアと呼ばれる地域に来て、もうすぐ丸2年が経ちます。

新型コロナの蔓延により、2020年3月から生活が一変しました。この3ヵ月は特に慌ただしく、あっという間に過ぎたように思います。少しずつ身の回りが落ち着いてきたので、暮らしや気持ちの変化の記録をつけようと、ブログを始めることにしました。

日々の記録や所感、子育てのことをメインに発信します。ブログを通じて情報交換の場ができたら嬉しいです。

ブログ初心者&ズボラなので不安はありますが、とりあえず夏休みの終わりまで続けることを目標にがんばります!

よろしくお願いします。