famille

試行錯誤、子育てのこと in CA

アメリカで入院③

f:id:millemercis:20200821134106j:plain


アメリカで入院、つづき。

famille-ca.hatenablog.com

famille-ca.hatenablog.com

 

入院から手術まで

突然の腹痛でERへ行き、そのまま入院。入院中の様子を記しました。

いろんな意味で怖いので、できれば手術は避けたい私。

 

二転三転する見立て|病院食

入院2日目。病室の壁に掛けられたホワイトボードに、日付や患者名と並んで《Today's Plan; Surgery Consultant 》と書かれているのを見つけて怯える。手術、怖い!

朝9時過ぎ、外科医の代理だという先生が病室に来ました。昨夜の超音波検査では、何も見つからなかったとの報告。今日もう1度検査してみて、手術するかどうか決めるそう。問題なければ、帰宅して投薬治療もあり、と言われて期待。

 

朝ごはんが出たけど、とても食べる気にならず、下げてもらう。看護師さんに勧められて、リンゴジュースだけ受け取る。

 お腹の痛みも引いていたので、お昼ごはんは少しだけ食べました。

f:id:millemercis:20200826152209j:image

  • ブロス
  • ゼリー
  • シャーベット
  • ジュース
  • 紅茶

結局、入院中に食事が出たのはこの日だけだったけど、3食とも同じような内容。アメリカでのブロスは、日本のお粥のような役割。ビーフやチキンやベジタブルといろいろ。

 

お昼過ぎに外科の先生が来ました。昨日すべての検査結果を踏まえての見解として、やはり腸内に炎症が見られること。メインは結腸炎で、虫垂炎も疑われるそう。虫垂炎の既往歴があることを伝えたら、少し考え込んでいました。(ERでも代理の先生にも伝えていたんだけど。念のため再報告。)

 

午後2時半、再び代理の先生登場。外科医は手術をする意向だけど、内科医は投薬治療でいけるんじゃ無いか、と意見が割れて相談中とのこと。さらに、明日まで様子を見ることになりそう、と言われてガッカリ。原因が分からない不安と、入院が長引くのが心苦しいのと、いろいろ入り混じった気持ち。

 

夕方、外科の先生が再来。まずは明日コロノスコピー(colonoscopy / 大腸内視鏡検査)を受けて欲しいと言う。腹痛の原因もはっきりせず、どうしようもないので承諾。夕食以降、絶食開始。夜間に準備をして、検査は明日の夕方との段取り。

 

出入りの多い、入院2日目

入院2日目は、いろんな人が次々とやってきて、慌ただしかった記憶。外科医や代理の先生の他に、内科医、麻酔医、看護師。掃除や配膳、宗教の方なども。病室の電話も時々鳴りました。こちらはケースワーカーから。 先生と話している最中のことが多かったので、ケースワーカーの電話は夫に回してもらいました。

 

静かな入院3日目

夜中に内視鏡検査の準備を進めたので、身も心もヘロヘロ。夕方からの検査以外は何もなかったので、日中のほとんどを眠って過ごしました。夕方6時から検査。所要30分。全身麻酔のため、あっという間に終わった感覚。その場で少し休んでから病室へ戻りました。

夜8時過ぎに、外科の先生登場。検査の結果、結腸は異常無し。虫垂炎も気になるけど、大したことは無いとのこと。投薬治療が効いたか。

 

やっぱり手術は避けられない?

明日には退院できるかな?とホッとしたのも束の間、先生から3つの選択肢を言い渡されました。

①虫垂摘出の手術をする・しない

(手術する場合)

②すぐに手術する

③一度退院して投薬治療を行いつつ、日を改めて手術を行う

 

「再発の虫垂炎であることから、できれば切除を進めたい」と先生。今回の腹痛が盲腸によるものだとしたら、同じことを繰り返すのは嫌なので、私も取ってしまいたい気持ち。ただ、私の一存だけで即答はできないので「夫と話してから報告する」と伝えました。「スケジュール確認後になるけど、手術するなら明日の午後か夕方になるだろう」とのこと。そして「早ければ、当日退院できる」とも。わぉ!

 

夫に電話。私の気持ちは「明日手術したい」。でも気になるのは、家のコトとお金のコト。夫から家のことは心配しなくても大丈夫。サポートするし、息子も大丈夫だと心強いお言葉。頼もしい。そしてもう一つ、お金のこと。アメリカの入院手術費がどれくらいになるのか想像もつかない。家計も心配。さらに、駐在帯同家族のわが家は、夫の会社に保険料や医療費の一部を負担してもらっているため、会社にも迷惑を掛けてしまうのでは、と不安。すると「渡米前の虫歯なら、治療してから来いって思われるかもしれないけど、さすがに盲腸とってから来いとは言われないでしょ」と夫。それもそうか。

背中を押されて、翌日に手術を受けることを決めました。

 

つづく。

 

海外生活 病気の時は不安増し。
応援のクリックをしてもらえると励みになります。
海外生活 海外生活ブログ・テーマ
海外生活