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試行錯誤、子育てのこと in CA

コロナ禍の郵便事情、日本からの航空郵便物が3ヵ月掛かって届きました

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先週、日本からの郵便物が届きました。消印を見たら4月20日付。通常10日程度で着くはずの航空便が、約3ヵ月掛かりようやく手元に届きました。

 

アメリカへの郵便物は停止・遅延中

新型コロナのパンデミックに伴い、航空機が減便・運休となっています。輸送力低下により、アメリカ宛ての国際郵便に大幅な遅延が出ている状況。日本郵便のアナウンスでは最大4ヵ月程度を要するとのこと。

また、4月24日(金)からは、引き受けも一時停止されています。

一時引受停止する郵便物の種別

  • EMS郵便物
  • 小包郵便物 ※航空扱い(SALは既に停止済み)
  • 通常郵便物(小形包装物および印刷物) ※航空扱い(SALは既に停止済み)

引受けを継続する郵便物の種別

  • 小包郵便物 ※船便扱い
  • 通常郵便物(書状、郵便葉書、盲人用郵便物) ※航空扱いおよび船便扱い
  • 通常郵便物(小形包装物および印刷物) ※船便扱い


▼詳しくはこちらをどうぞ。

お知らせ - 日本郵便

 

それでも日本のものが欲しい

新型コロナ禍、心細い異国での自宅退避。日本のものが恋しい。

SAL便やEMSで送るのが割安ですが、こんな状況なので多少の出費はやむを得ず。わが家が利用しているのは以下2点です。

  • Amazon.jp
  • 転送コム

Amazon.jpは独自の輸送システムを持っているそうで、郵便事情に関わらず、通常通りに買い物できます。何度か利用していますが、遅れもなく受け取れています。

転送コムはDHLなら発送可とのこと。必要なものがあるので、近々利用する予定。

 

郵便は当面不便なまま

現在、引き受け停止になっているアメリカ向けの郵便物。今回は停止直前に発送してもらえたので、大幅遅れとはいえ、なんとか手に入れることができました。

アメリカの状況は落ち着かず、いつ航空便のスケジュールが元に戻るのか見当もつきません。

アメリカからの郵便も同様に大幅な遅れがあるようです。手紙もダメなのかな?息子が日本の友達にバースデーカードを送りたがっているけど、今年は違う方法を探さなくちゃ。

 

 

小2・かけ算九九、七の段でつまずく

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夏休みの宿題として、ゆるゆる取り組んでいるかけ算九九。

最初は歌を口ずさみながら。そのうちに音楽なしでも唱えられるようになってきました。 

famille-ca.hatenablog.com

しかし、息子の暗唱をよく聞いていると、九九の後半部分はモニャモニャ。心なしか声も小さくなり、スピードもダウン。

六の段までははっきりと聞こえるので、どうやら七の段でつまずいている様子。(九の段は意外と平気。八の段はもう一息)

調べてみたところ、やはり七の段でつまずく子どもが多いようです。

 

七の段でつまづく理由

  • 「しち」は馴染みがなく言いづらい
  • 7は規則性が想像しづらい

 

4(し)や7(しち)は普段言い慣れないので、覚えづらいこともあるようです。4(よん)や7(なな)に言い換えて覚えるのも手。

一桁で一番大きな素数の7は、規則性のイメージがわかず、覚えるのが難しい。また、単に数が大きくなってきたことで、苦手意識を感じる子どももいるそうです。

 

「歌を聴いているだけ、2週間で九九を覚えた!」なんて情報も見かけたけど、ウチの息子には無理でした。まあ、サマーキャンプ送迎の車中で歌を聴くだけでは仕方ないかな。あとは、地道な反復練習しかないのでしょうね。親子でコツコツ頑張りたいと思います。

夏休みもあと半分!

 

夏休み明けも遠隔学習に決定しました

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アメリカの学校は8月から新年度が始まります。

進級し通学するのを心待ちにしていた息子ですが、新年度も引き続きディスタンスラーニング(遠隔学習)でスタートすることが決まりました。

 

カリフォルニアのロールバック 

夏休みに入ったばかりの頃は、少しずつ規制緩和が進んでいたこともあり、週の半分はオンライン学習・残り半分は対面学習のハイブリッド式との情報が出ていました。しかし、カリフォルニア州の新型コロナの現状は思わしくなく、様々なビジネスが再規制となっています。それを踏まえ、学生とスタッフの安全確保のため、息子の学区も慎重なスタートを決めました。

 

他のカウンティや学区の対応は?

ロサンゼルス、サンディエゴ、サンフランシスコなどの都市圏はすでに遠隔学習での再開を決めています。近隣の学区はまだ対応が割れている印象ですが、遠隔学習でスタートし、ハイブリッド式に切り替えを予定しているところが一番多いようです。パロアルト、サンノゼ・アラムロック地区は、一部の学生の通学が案内されています。また、ハイブリッド指導かオンライン指導か各家庭で選択できるとしている学区もあります。

 

保護者アンケートの結果は?

学校再開にあたり、各学区で保護者に向けてアンケートを実施しています。息子の通う学区では、ハイブリッド指導が1位、遠隔学習が2位との保護者希望でした。どの学区も安全が確保できれば通学させたいとの要望が多いです。

  • 保護者は教育者ではない。
  • 小学生は自発的ではない。

(この抜粋コメントにはとても共感しました。そうそう!)

 

州知事からの学校閉鎖オーダー

とはいえ、本日 州知事から「監視リスト内のカウンティにある学校は、そのカウンティが14日間連続して監視リストから外れるまでは、対面指導をすることはできない」とのオーダーが出されました。

現在、サンタクララカウンティは監視リスト内。感染拡大中、終息の見通しがまったく立たないので、学校に行くことができるのはいつになることやら。

 

心配なのは心の成長

学校閉鎖になって4ヵ月。正直、学習知識は家でも身に着けることができると感じています。でも、心の成長は家庭だけでは難しい。特に幼児・低学年の子どもたちは外に出て、他者との関わり合いを学び始める大切な時期です。そんな時期に友達とも遊べず、触れ合えず、勉強以外のことを学ぶ機会をたくさん失っている。長引けば長引くほど、これからの成長に何か影響があるのではないかと不安になります。

子どもが子どもらしく過ごせる日々は貴重。あたりまえの日常を恋しく思います。

  

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カリフォルニア再閉鎖!切実なヘアカット事情

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コロナ禍、4ヵ月ぶりに営業を再開したヘアサロンが、わずか2日にして再閉鎖となりました。悲し過ぎる。

 

カリフォルニアで一番厳しく規制緩和を進めていた、サンタクララカウンティ。周りの群が次々と規制を解除し、ビジネスを再開するのを横目に、じっと耐えてきました。

住民が切望していたヘアサロンやジムに、ようやく再開許可のお達しが出たのが7月初め。13日からの施行直前に「やっぱりダメだ!」「いや、許可が下りたぞ!」と二転三転しつつも、昨日からようやくビジネス再開となりました。

ところが、カリフォルニアの新規感染者数はうなぎ上り。同日、カリフォルニア州知事より29の群に対して、経済活動制限のオーダーが出されました。レストランの室内飲食、バー、動物園や博物館、ショッピングモール、教会のミサ、出勤が必要なビジネス以外のオフィスなど。もちろんヘアサロンやジムも。

https://www.cdph.ca.gov/Programs/OPA/Pages/NR20-158.aspx

 

今回発表の29群にサンタクララカウンティは含まれていないものの、群政府のオーダーでヘアサロンを含む再開ビジネスが再び閉鎖されてしまいました。日曜に監視リスト入りしたため、3日目でサンタクララカウンティも閉鎖対象リストに追加されるということらしい。先手。

https://www.sccgov.org/sites/covid19/Pages/press-statement-07-13-2020-state-order.aspx

 

さて、個人的な問題はヘアカット。

私も美容院の再開を心待ちにしていた1人なので、本当にガッカリ。実は美容院も予約済みでした。

夫と息子は、Shelter-in-Place入りしてから2ヵ月で耐えかねて、二人とも坊主にしています。現地校のZoomで見かけたクラスメイトにも、坊主頭がチラホラ。

私は髪を束ねて何とか誤魔化していますが、もうボサボサ。どうせ家にこもっていて誰にも会わないし、いっそ人生初の坊主頭にするのもありかも!

...なんて考えが頭をよぎるくらいには気が病んでいます。本当に残念。

 

まったく終わりの見えない新型コロナの生活に少し疲れてきました。

 

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小2・夏休みもあやとりで遊ぶ

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去年の夏、パリの子どもたちの間では「あやとり」が大ブームでした。教えてくれたのは、当時ヨーロッパから遊びに来てくれた友達家族。もちろん、小さな女の子の手にもあやとりがありました。キレイな虹色のひも、ZTRINGZ。

そして、今年の夏。今度はウチの息子がレインボーカラーのあやとりに夢中です。

 

あやとりを始めたきっかけ

小1の3学期、日本語補修校の生活授業であやとりを教えてもらいました。クラスメイトと競って遊ぶのが楽しいようで、男子で盛り上がる!

コロナで学校閉鎖になり、しばらくは家でも遊んでいたけれど、そのうち課題に追われるようになり、しばらくはあやとりを手にすることはありませんでした。

 

あやとり、復活!

息子友達へのプレゼントに、ふと思い出したレインボーカラーのあやとりを選びました。あわせて息子の分も買ったら、あやとり遊びが復活。休校期間中に覚えたYouTube検索を駆使して、いろんな技に挑戦しています。

 

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私も懐かしくて、たまに参加。一緒に「二人あやとり」で遊んでいます。意外と覚えているものだと、我ながら感心。

「指ぬき」を教えてあげたら、FaceTimeでおじいちゃん・おばあちゃんに、手品だよーと披露していました。

ひとりで遊んでくれる時間もあり、助かっています。

 

十段はしごをキレイに作るのが、夏休みの目標だそう。がんばれ!

 

 

アメリカでも!一斉休校中の自宅学習がつらかったワケ

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コロナの影響で3月16日に子どもの学校が閉鎖。同時に自宅での遠隔学習(Distance Learning)が始まりました。

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学びの継続にホッとしたのも束の間、これが思っていたよりも大変!日本の友達からは「アメリカはオンライン授業でいいね」なんて言われたけど、全然そんなことは無い。休校中の自宅学習は、私にとって悪夢の3ヵ月でした。

 

提出なしの課題にまじめに取り組んだ理由

課題提出は必須ではありませんでしたが、毎日キッチリこなしました。
主な理由は3つ。

 

学習遅れへの心配

息子、渡米1年8ヵ月。ただでさえ英語が分からず理解不足なので、これ以上遅れるわけにはいかない。休み明けには進級して2年生。先生もクラスも変わるし、学習量も増えるし、不安しかない。(これは本人も重々承知)

 

子どもの生活習慣の維持

やらなくてもいいと気づくと、ズルズルと悪い方へ流れてしまいそう。幼少期から続けてきた家庭学習、せっかく習慣づいているので何とか続けてほしい。生活リズムを崩すとメンタルヘルスも心配。

 

先生への感謝

非常事態の中、子どもたちの学習が滞ることが無いようにサポートしてくれます。誠意に応えるべく、家庭でもなんとかフォローしたい。顔の見えない学習はお互い不安だろうと、こまめにフィードバックも。

 

クラスのお母さんたちに様子を聞くと、毎日全部こなすキッチリ派、必要だと思うことだけやるピックアウト派、こどもがやりたがった所だけやる主体性重視派など、家庭それぞれ。

私は(悪い意味で)几帳面な性分ゆえ、すべてやらねばと気負い、結果 自分で自分の首を絞めていました。(今思えば。当時は追い詰められていた。)

 

一斉休校中の自宅学習がつらかったワケ

焦りと(不要な)責任感に追われた私。それに追い打ちをかける以下4つ。

 

言葉が分からない

親子でイングリッシュラーナーの私たちにとって、英語での学習は分からないことだらけ。アメリカの文化や常識もよく知らないので、調べもので勉強が止まってしまいます。少しでも予定通りに進めるため、私が事前に予習することも。

学習内容が日本と違い、戸惑うことも多々。学年末のプロジェクト、今年のテーマは「熱帯雨林」でした。日本語だったとしても、難航する話。

 

時間の管理が難しい

とにかく物事がスムーズに進まない。息子の気分が乗っている時はいいけど、機嫌を損ねるとグズグズ。立ち直るまでに時間が掛かり、大幅タイムロス。

担任の先生から、学習プランの所要時間は(読書とMath Appの時間は除き)1日1時間半程度と言われていたけど、実際は1時間ほど余計に掛かっていました。

当初は週2回だったZoomも、徐々に追加されて最終的には週4日・計6回に。都度、時間割りを見直して再編成。慣れてきた頃に新しいことが始まるので、落ちつく暇なし。

さらに、4月半ばからは日本語補修校の授業&宿題も追加されました。合間に息抜きさせて遊ばせて、運動もさせてと大忙し。

 

子どもは親の言うことを聞かない

先生の言うことは聞いても、親の言うことは聞かない息子。コロナ禍のストレスと相まってか、普段よりも反抗的だった気がします。

今までとガラリと変わり、外出制限もされている生活は、息子にとっても相当なストレスだったのは想像できます。急に友達とも会えなくなるし、サッカーもできなくなるし。寛げるはずの家で勉強しなくちゃいけないし。

目に見えるような大きな衝動行動は無かったけど、時間の経過とともにストレスが蓄積されていったように感じます。後半はささいなことで怒り出すことが増えました。悪循環。

 

自分の時間がないストレス

低学年はとにかく親のフォローが必要。勉強のサポートをして遊び相手にもなり、運動や気分転換のため外にも連れ出し。もちろん家事も。息子につきっきりで、自分の時間がまったく取れず、息苦しい日々。息子は私の後をべったりくっついてきて、一息もつかせてくれません。後追いの赤ちゃんならかわいげもあるけど、小2は圧迫感あり。

 

終わってみて

悪夢のような期間ではあったけど、すべてが「悪」というワケでもなかった気がします。

アメリカの学習内容や息子の学業レベルも知れたし、学校にいたら分からないままスルーしていただろうことも、自宅でフォローしてあげられた点はよかった。息子も課題をやり遂げたことで、達成感を得ていました。

ともあれ、全部終わった今だからこそ言える話で、渦中はストレスフル。フルもフル。正直、親子関係が悪くなる場面もあり、落ち込むことも多かったです。

年度末に課題から解放されて喜んでいるのは、子どもよりも母親!

夏休みとはいえ補修校の宿題はあるし、英語の強化も必要だし。まだまだ家庭学習は続きますが、時間に追われなくてもいい分、いくらか気が楽です。

息子がサマーキャンプに出掛けている間は、自分の時間も取れるからリフレッシュもできるし!

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今後のこと

新学期に向けて、現在 学校関係の方々が話し合いを重ねています。以前はオンラインと分散登校のハイブリッド式との情報もあったけど、感染拡大により先行き不安。いずれにせよ、秋以降も自宅学習は続くことになります。

悪夢を繰り返さないためにも、夏休み中に備えたいところ。まずは、息子の自主自立と私のアンガーコントロールが課題かな。もっとニコニコしていられるお母さんになりたいです。

 

免許更新、マスクをつけたまま写真撮影された話

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先日、カリフォルニア運転免許証の更新手続きに行ってきました。

更新の案内はだいぶ前に届いていたものの、あれよあれよという間に新型コロナが広がり、DMV(車両管理局)が閉鎖。有効期限の延長やオンライン申請などの対策が取られましたが、REAL ID付帯のもの(窓口対応のみ)で更新したかったので、開局を待ちました。

いつも混んでいると悪名高いDMV、通常だと2,3時間待ちは当たり前。多少の覚悟はしていたものの、コロナで入場制限をしていることもあり、中はガラガラ。あっという間に手続きが終わりました。なんと所要10分!!!

さて、係員の態度が横柄だと悪名高いDMVでもありますが、あいにくこちらは健在。証明写真係の方は目も合わせず、だるそうに「そこのラインに立って」「ここの穴を見て」と指示。私が返事をする間もなくシャッターを切りました。本当にあっという間の出来事。そして「次にいって」とぶっきらぼうに言うのです。

一瞬、コロナ禍の証明写真はマスク着用がニューノーマル?とも思ったけど、すぐに考え直して、マスクのままでいいのか尋ねました。すると、係の方たちが数名で大笑い。私に向けても笑いながら、写真を取り直してくれました。やっぱりそうだよね。最初から愛想よくしてくれればいいのに、なんて思ったりも。私の後ろの人からは「マスク外して」の指示が追加されていました。

丁寧に応対してくれる日本じゃありえないな、と思った出来事。

出来上がった免許証は郵送で届くので、マスク姿の写真じゃない事を願います。(何が起こるか分からないのがアメリカ!…さすがにないか?!)

 

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小2・就寝時間を1時間半繰り上げる

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子どもの就寝時間を1時間半早めてみました。正確に言うと「元に戻した」が適切かもしれませんが。小学校入学を機に遅くなっていた就寝時間を、理想の時間に戻すことができました。夜9時半から8時へ、1時間半の繰り上げ。

適切な睡眠時間は個人差が大きいので、理想の睡眠時間やら就寝時間やらはここでは割愛。あくまでもウチの息子に限った話です。彼の最適な睡眠時間は10時間強。この1,2年の大まかな生活と就寝時間の変容を記します。

 

就学前(年長)

渡米前も渡米後も変わらず、毎日8時就寝でした。即寝。朝6時過ぎに起床。アメリカで学校に通うようになってからは、気疲れもあってか時々お昼寝も。

 

3月以前(小1)

平日は日本語補習校やサッカーで夜7時半過ぎに帰宅。 それから、夕食・シャワー・本の読み聞かせと、どんなに頑張っても9時過ぎにベッドに入るのが精一杯。通常9時半、時には10時近いこともありました。当然 朝は起きられず、7時過ぎに私が起こす毎日。睡眠が足りないせいか、午後3時頃にウトウトすることも(余裕があれば少しお昼寝)。忙しくも充実した日々でしたが、少し無理をさせていた感が否めません。

 

コロナ休校期間(小1/小2)

休校期間中は夜9時に就寝、9時半就眠といったところ。運動が足りないせいか、寝つきが悪い。いつもいないお父さんが在宅勤務で家にいるので、一緒に遊びたくて仕方がない様子。仕事終わりの夫と少し遊んでから寝る生活でした。朝7時半近くに自分で起床。

 

夏休み(小2) 

サマーキャンプで体を動かすようになったのを機に、就寝時間を更に早めました。8時にベッドイン、8時半前には眠りについています。朝は6時半過ぎに自分で起床。早寝早起きでちょうどいい生活。

 

正直、コロナ前の生活はかなり無理していたなと感じる今日この頃。やむを得ない部分もありますが、息子も私もぎっしりと詰まったスケジュールで暮らしていました。少しペースを落として生活を見直すいい機会なのかもしれません。今は夜8時就寝が息子にとって良さそうなので、夏休み中はこのまま維持したいところ。

ひとつ悩ましいのは、夜8時がまだ煌々と明るいこと。
カリフォルニアの夏は日が長いのです。

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小2・七夕の短冊に願う、新型コロナの終息

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アメリカに七夕の風習はないけれど、この時期は所々で笹飾りを見かけることがあります。日系企業や店舗で用意してくれているもので、日本の風情を感じられてありがたいです。

息子、今年は出先のお店で短冊を書かせてもらったそうで、嬉しそうに帰宅しました。今年の願いは「みんながコロナウイルスにかかりませんように」だそう。

去年、家に飾った短冊には「ままといっしょにラブラブでいられますように」と書かれていたので、だいぶ成長したなと感じた反面、子どもが心配しなければならない現在の世界にうんざりする気持ちにもなりました。

 

連日ニュースになるアメリカ感染者数の増加。カリフォルニアも例外ではなく、リオープンになったレストランやバー、映画館やヘアサロンも再び閉鎖されています。マスク・手洗い・ソーシャルディスタンスで感染リスクを大きく減らすことが実証されているのに、なぜやらないのかと本当に疑問。

とはいえ、ここサンタクララカウンティは規制緩和を慎重に進めていることもあり、再閉鎖されるようなビジネスはありませんでした。ヘアサロンやジムの一部は、来週からようやく再開となります。実に4月ぶり!これで周りの群と足並みが揃ってきた状況。一部の群を規制しても、隣の群まで出掛けて用を足し、ウイルスと共に帰宅では規制の効果なし!との声も多かったので、ならされた感じかな。

最終的にワクチンが行き渡るまでは、感染ペースを緩やかにしながらしのぐしか術が無いので、ウイルスに気をつけつつ、経済を回しつつ、生活を送ることが必要。もっと個々の意識が高まればいいのだけど、やっぱりアメリカでは難しいのかと悲観的。

 

息子の願う世界が、早く訪れますように。

 

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アメリカの小学校・休校対策と自宅学習

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新型コロナの影響で3月16日に子どもの学校が閉鎖。同時に自宅での遠隔学習(Distance Learning)が始まりました。息子が通う学校の様子を、アメリカ公立小学校の取り組み一例として紹介します。

 

休校後の学校の動き

ニュースや友人たちから見聞きする日本の公立学校の様子と比べると、カリフォルニアの初動は早かったように思います。息子の学校は以下のとおり。

  • 休校と同時に学区事務局から4週間分の課題(任意)を提供
  • 家庭学習のための環境調査・端末とインターネットアクセスの貸出
  • 準備期間(4週間・課題提供済み)を経て、クラス単位での遠隔学習スタート / Weekly Distance Learning PlansとZoom Meeting(週2回・各30分)
  • 徐々にZoom Meetingを追加(最終的には週4日・全6回・各30分ありました)
  • 全13週を経て年次修了

 

遠隔学習の内容

毎週金曜に翌週分の学習計画(Weekly Distance Learning Plans)がGoogle Classroomにアップされ、それに沿って進めました。主な教材は、YouTube動画、先生の自作ビデオ、学校で使用しているApp、プリントデータなど。所要時間は1年生で1時間半程度との案内(読書とMath Appの時間は除く)。対象は月~木曜日。

  • 単語の書き取り(Word Work)15分程度
  • 読書(Independent Reading)20分以上
  • 読み聞かせ(Read Aloud or Slideshow)
  • 作文(Writing)
  • 算数(Math)Daily Task, Application Problem, Math App

上記以外に、Zoom Meeting・Daily Enrichment(Library, Outdoor Classroom, Art, Music, Social Emortion)・単発課題(Flipgridでシェアリング)などがあります。また、金曜日は特別課題(Enrichment Activities)が用意されました。

 

課題の提出・成績評価

息子はK/1(年長と1年生の合同)クラスのため、課題提出は要求されませんでした。ズームで時々シェアする程度。

担任の先生から保護者に繰り返し伝えられたのは「現時点で出来ることのみやってください」ということ。保護者の状況や子どものストレスを考慮し「課題をこなせなくても読み書きを継続していればいい」とも。低学年ゆえの指導。2年生以上は課題提出ありとの情報。

また、全学年 今期の成績評価はつけないと学区事務局より発表がありました。(学年度末、日本でいう3学期にあたります)

 

終わってみて

遠隔学習は先生たちにとっても初めての試み。緊急事態の中、試行錯誤を重ね、子どもたちが教育を受ける機会を失わないようにと力を尽くしてくれました。担任の先生に至っては、私と息子にとって隔離期間中の心の支えでもあり、本当に感謝しかありません。

しかし、アメリカ全体を見れば問題は山積み。ネットアクセス環境による学習格差、親の協力の限界、生徒のモチベーションや出席率の低下、教師のリモート指導の経験不足、成績評価の方法などなど、ディスタンスラーニングの難しさが浮き彫りとなる結果となりました。低学年になるにつれて、通常時との学習ギャップが大きくなるとの情報もあり、今後のフォローアップも気になります。

8月からの新年度に向け、現在スクールディストリクトで新対応を検討中。見えてきた問題点や相応の準備期間を経て、新しい取り組みがどうなるのか。子どもたちの学習環境がより良いものになることを期待しています。